9月6日は紀子様の男児出産の話題で日本中が沸きましたね。めでたい!めでたい!!新宮様の皇位継承順位は第三位とのこと。将来新宮様が天皇に即位なさるとき、私はその時代を見られるのかな。見られても、かなりのおばあちゃんだなぁ。
で、やはり気になるのは皇室典範の改正問題です。じっくりと冷静な議論を・・・なんて言いながら、ここからまた20年30年ぐらいは有耶無耶なままでやり過ごすことになるような。
「権利を勝ち取る」?!
親王様ご誕生のニュースは皇位継承問題とあわせて世界各国で報道されたそうですが、英国の一般市民が「日本の女性はもっと強くなって継承権を勝ち取るべきだ」と発言していたのが印象に残りました。単純な私は、「万世一系、おぉスゴイ!」ぐらいにしか思っていなかったので、「権利を勝ち取る」という発想に衝撃を受けました。「継承権」というからには、男系の女性が一代限りの天皇になることではなく、女系天皇を誕生させよという話ですよね。もともとは女性蔑視から男系の子供だけが継ぐという慣習が始まってしまったのかどうかは知りませんが、国内のこれまでの議論の中でも、これは女性差別だという意見はあまり目立っていなかったような。日本文化にどっぷり漬かった私のような人間には、異国の人々の反応は新鮮です。
多分、多くの日本人が一番拘っているのは、男が優れていて女が劣っているとかいう話では全然なくて、長く長く長く続いた伝統を守りたいという単純な思いなわけです。昭和天皇の「人間宣言」から今年でちょうど60年。もはや誰も天皇陛下を神と信じる者はいないものの、それでも権威を感じ、気高く尊いお方として敬う気持ちを抱くのは、その正当性があってこそのような気もします。
しかし過去をよくよく振り返ってみれば、6世紀の継体天皇あたりでいったん血が途絶えているし、南北朝時代には朝廷が分裂もしているし、ホントに一系なの?と言いたくなるような事件が色々起きてるんですよね。国体保持のために万世一系の概念が声高に叫ばれた戦前じゃあるまいし、平成の世でまで重要視する話なの?と疑問を感じなくもありません。たしかに、日本の象徴が「男系の男子だけ」なんて言って女性に権利を与えないようでは、時代錯誤も甚だしく、日本の恥であるかも知れません。
・・・う~ん。難しい。難しすぎる。国民も皆が一度は考えてみるべき問題ですね。