宝塚歌劇団宙組による「維新回天・竜馬伝!-硬派・坂本竜馬III-」(2006年上演)の舞台をCS放送でみました。このタイミングで月に一度の無料放送日にオンエアしたのは、来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を意識してのことでしょうか。だとすれば、まんまと乗せられてしまった私です。
坂本龍馬の生き様を気軽に楽しめる
わずか一時間半のお芝居であるため、流れが大雑把だったり、おいおいと突っ込みたくなる展開があったりもするのですが、それでも龍馬の物語としてのポイントはかなり抑えられており、小・中学生ぐらいの子が見れば勉強になるだろうなという、シンプルで分かりやすい内容です。そして笑いも盛り沢山。とても軽快で爽やかな印象です。身構えずに、気軽~に楽しめる作品です。
主演は貴城けい
主人公・坂本竜馬を演じているのは、当時の宙組トップ、貴城けい。この人は竜馬を演じるために宝塚に入ったのかと思うぐらい、ハマっていました。やんちゃで奔放、自由人な雰囲気を上手に出していたし、知性を感じさせる品もある。それにハスキーな声もイイ。女性で竜馬が似合う人なんて、そうはいないでしょう。
タカラヅカならではの興奮
やはり宝塚歌劇の舞台はとても独特で、他では味わうことのできない種類の興奮があります。オープニングとエンディングで、主人公が伸びやかな声で歌いあげる主題歌にググッと来てしまったら、「あぁ、もう一回見ようかな」と思ってしまうのです。